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セブ島でオフショア開発会社を2社目つくってわかった、「意外とハードルは高くない」という話

By Zengineering Inc.
ブログオフショア開発
セブ島でオフショア開発会社を2社目つくってわかった、「意外とハードルは高くない」という話

「フィリピンで会社をつくる」と聞くと、なんだかものすごく大変そうに聞こえませんか?

言葉の壁、見えない商習慣、複雑そうな法人登記……。私も1社目を7年前にフィリピンで立ち上げる前は正直そう思っていました。でも実際にセブ島で2社目のオフショア開発会社を設立してみて感じたのは、「思っていたよりずっと簡単にできる」ということです。今日はその実感を、体験談ベースで書いてみます。

「知らないから怖い」が9割だった

1社目のときは、英語も全然ダメで右も左も分からない状態でした。どの機関に何を申請すればいいのか、外資規制はどこまで関係するのか、弁護士や会計士は本当に必要なのか——調べれば調べるほど不安が増えていく感覚があったのを覚えています。

でも実際にやってみると、多くの「怖さ」は情報不足からくる思い込みだったと気づきました。フィリピンには外国人・外資企業の会社設立を専門にサポートする代行会社や会計事務所がたくさんあり、彼らに任せれば大部分の手続きは驚くほどスムーズに進む記事を読みましたがはたしてどこに依頼すべきか選定に苦慮します。すでにフィリピンに7年住み、オフショア開発会社を運営していた為、2社目ともなると、勝手が分かっている分、今回はとても気楽に進められました。今回ZENGINEERINGの設立については昔から仲のいい現地のフィリピン人弁護士さんに完全お任せしました。

今回は運営開始できるまで約3ヶ月ぐらい

会社設立時にはまずSECに登録する登記内容を決め、弁護士さんに依頼します。

  • 会社名

  • 資本金

  • 発起人

  • 業種

  • 登記住所etc...

など。。こちらを提出後、SECに登録が完了するまで約1ヶ月ぐらいで今回は登録が完了しました。この間弁護士さんとのやりとりは数回程度。その後はBookeeperさんにバトンタッチしBIR(税務署)への登録に移行します。このプロセス中に売り上げを受け取る、フィリピン人従業員への給与支払い、納税に使用する法人銀行口座の開設手続きも行いました。

銀行については約束の時間に行ってもとても待たされるのがストレスでした。。。

会社設立中はヴァーチャルオフィスで十分

セブ島でZENGINEERINGを立ち上げたとき、最初に悩んだことのひとつが「オフィスをどうするか」でした。

1社目のときは「ちゃんとした物件を借りないと信用されないのでは」と思い込み、設立前からオフィス探しに時間とお金をかけてしまいました。でも2社目でヴァーチャルオフィスを使ってみて、「これで十分だった」と心底思いました。

ビジネスパーミットが降りるまでは営業活動ができないのでしっかりしたオフィスの固定費はとても勿体無い。

そもそも設立段階では「住所」があれば大体足りる

会社設立の手続きで求められるのは、基本的に登記に使える正式な住所です。実際に人が働いているオフィスかどうかは、この段階ではほとんど関係ありません。

ヴァーチャルオフィスは、月数千〜数万円程度で、ZENGINEERING設立手続き中は月15,000円ほどで済みます。

  • 登記用の正式住所

  • 郵便物の受け取り・転送

  • 必要に応じて会議室のスポット利用

といったサービスを提供してくれるので、設立手続きに必要な要件は十分満たせます。セブ島にもこうしたサービスを提供する業者は複数あり、簡単にネット経由で見つける事も可能です。

実際に「これで良かった」と思ったポイント

  • 初期費用を大きく抑えられた:物理オフィスを契約すると、保証金・敷金・内装費などまとまった初期投資が必要になります。設立段階でこれを避けられたのは資金繰り的に大きかったです。

  • 意思決定のスピードが上がった:「まず登記して会社を動かし始める」ことを優先できたので、物件探しに時間を取られず、採用や営業などの本業に集中できました。

  • 後から柔軟に移転できた:事業が軌道に乗ってチームが増えてから、実際のニーズに合わせて物理オフィスやコワーキングスペースを選べたので、無駄な広さや立地のミスマッチを避けられました。

「オフィスは事業が動き出してから、実際の必要に応じて選べばいい」——これが2社目を終えて得た実感です。設立段階ではヴァーチャルオフィスで十分に要件を満たせますし、浮いた時間とお金を採用や事業立ち上げに回した方が、結果的に良いスタートが切れると思います。

これから海外で会社を立ち上げようとしている方は、「立派なオフィスを構えてから」ではなく、「まず登記して動き出す」という順番も検討してみてください。

セブ島での会社設立、実は「相談できる相手」がいるだけでかなり楽になります

これまで2回、セブ島でオフショア開発会社の設立を経験してきました。その中で強く思うのは、「制度や手続き自体が難しい」というより、「何から手をつけていいか分からない」ことが一番のハードルだったということです。

登記の流れ、外資規制の考え方、ヴァーチャルオフィスで十分なタイミング、採用市場の相場——ひとつひとつは調べれば分かることでも、初めての海外進出だと判断材料が足りず、余計な時間やコストをかけてしまいがちです。実際、私自身も1社目のときは「知らなかったから」遠回りしたことがたくさんありました。

だからこそ、「伴走してくれる相手」がいると全然違う

2社目を1社目より格段にスムーズに進められた一番の理由は、単純に「勝手が分かっていたから」です。裏を返せば、最初から実務を知っている相手に相談できれば、1社目からでも同じようにスムーズに進められるはずだと感じています。

  • どのタイミングでヴァーチャルオフィスから物理オフィスに切り替えるべきか

  • 設立段階で本当に必要な手続きと、後回しにしていいもの

  • 現地の会計士・弁護士とどう付き合っていくか

  • エンジニア採用でつまずかないための相場感

こうした「経験してみないと分からない勘所」を、最初から共有してもらえる相手がいるかどうかで、進出のスピードも安心感も大きく変わります。

もし今、海外進出やオフショア開発拠点の立ち上げを検討しているなら

同じようにセブ島やフィリピンでの会社設立、オフショア開発拠点の立ち上げを検討している方がいれば、私が実際に会社を設立・運営している ZENGINEERING でもお手伝いできることがあるかもしれません。

「まだ検討段階で、何から聞けばいいか分からない」という状態でも大丈夫です。実際に現地で会社を動かしている立場だからこそ話せる、現実的な進め方や落とし穴について、気軽に相談していただければと思います。

海外進出は、情報とちょっとした後押しさえあれば、思っているよりずっと現実的な選択肢です。少しでも興味があれば、お気軽にお声がけください。